子どもの肌は、老年期と同じくらい乾燥しています

お子様の肌は潤ってツルツルしている印象がありますが、意外にも老年期とともに人生の中で最も乾燥している時期です。

乾燥肌(カサカサ肌)をそのままにしておくと、かゆみの原因となりアレルギー体質のあるお子様はアトピー性皮膚炎になりやすくなります。
私はまさにそうした体質で、冬場は体中かきむしっていました。夜も何度も起きていた記憶があります。

保湿するだけでもかなり違います。
症状により、ステロイド剤も使用しましょう。
コツは塗る回数、量、タイミングです。1日2回、肌がしっとりするように十分な量を、風呂上がりは15分以内に塗ります。
「毎日塗ろうね」とお子様に伝えるのは難しいと感じるかもしれないですが、「歯磨きと同じだね」とお話しして、生活の中に組み込みましょう。
少しのことでお子様の快適さがまったく違いますので、よろしくお願いします。

カサカサ肌は咳を誘発するという論文も出てきました。
お肌のケアは、喘息の予防にもなりうる時代になったということです。
当院では、「予防医療」の観点からも積極的にスキンケア指導をしています。
お肌のかゆみや悩みで受診された場合はもちろん、風邪や予防接種や健診でも、気になるお子様には「スキンケア指導」をいたしますので、申し出てください。